一般社団法人北海道中小企業家同友会釧根事務所

山高会、5Sを考える


同友会根室支部山高会(小林悟代表)は15日に例会を開き、釧路支部会員であるトーワの水口専務が5S向上プロジェクトへの取組みについて報告しました。
 同友会釧路支部では社内における最低限の規律を発掘しようと5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)向上プロジェクトを展開しています。同社は第2回同プロジェクトで優良企業に選定されています。
 水口氏は5S向上プロジェクトに参加したきっかけについて「自分たちではきれいだと思っていても客観的に見てどのように映っているのか、また、自社の社員の5Sに対する意識はどれくらいなのかを確認するためだ」と語りました。
 また実際の取組みについて同氏は「自分が直接指示するのではなく、プロジェクトメンバーを選び社員に問題点を改善してもらおうと考えた。結果的に社内美化につながったのはもちろんのこと、社員の自主性の高まり、リーダーシップの発揮、また優良企業に選定されたことが社員の自信になった」とプロジェクトの成果を強調しました。
 さらに「今後は5S活動をさらに拡大し、日常業務や営業など幅広く展開していきたい。指示命令で社員を動かすよりも5S向上プロジェクトで発揮した社員の自主性を認め、全員が企業経営に参画する企業を目指したい」と5S向上プロジェクトから得た成果を経営に生かす構えを示しました。

 

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