北海道中小企業家同友会は「第26回全道経営者共育研究集会」を苫小牧で10月19日と20日の両日に開き、全道各支部から集まった420名の会員が12の分科会に分かれて学びを深めました。釧根三支部からは32名が参加しました。
全道の各支部を毎年順番に巡って開催している「道研」。今年は苫小牧支部が1年前から準備を重ねてきました。今回の特色は12の分科会のうち半分の6分科会が工場や農場を見学する移動分科会だったことです。トヨタの工場、白老和牛の農場、苫小牧港の洋上見学などが組まれました。
記念講演は、夏の高校野球で二年連続優勝を果たした駒澤大学苫小牧高校野球部の香田前監督が講演に立ちました。地区予選を敗退するような普通の野球部を、全国屈指の強豪チームに育て上げた香田氏の手腕は高く評価されています。「悔しい思いを上昇へのバネに変えてきた。そして高い目標を掲げて必ず達成するという気概をチーム内につくった」と成功へ過程を香田氏は語りました。
来年の道研はオホーツク支部で開催します。
▼記念講演に立つ駒澤大学苫小牧高校の香田誉士史氏
▼全道から集まった420名の参加者
▼第4分科会は白老和牛の生産農場を見学