一般社団法人北海道中小企業家同友会釧根事務所

釧路支部、生き残り戦略を学ぶ


 同友会釧路支部(横地敏光支部長462社)は9月18日、「我が社の生き残り戦略を語る」と題して9月例会を開き、釧路支部会員の綜合設備代表取締役の亀岡孝さんと、釧路オートリサイクル代表取締役の松本裕之さんが報告しました。

 設備業を営む亀岡さんは、自治体の入札制度が指名競争から公募型一般競争入札制度に移行している現状や、新規住宅着工件数が激減している様を指摘しました。そして「経営者から仕事を与えられるの待つのではなく、自ら仕事を作り出せるような社員を増やさなければならない」と、何事にも挑戦する社内体制の構築を急いでいることを述べました。

 釧路オートリサイクルの松本さんは、太平洋炭鉱から釧路コールマインに親会社が変遷を辿っている現状に触れ、その流れの中で車のリサイクル事業に進出した狙いを語りました。「リサイクル業者の数が、自動車リサイクル法が施行される前より半減した。台数をこなさなければ利益が出ない構造に業界がなってきた」と、月産処理能力500台の最新の設備を梃子に、マーケット占有率を伸ばす意気込みを語りました。

 釧路支部は会員企業の戦略から学ぶ例会を定期的に開催しています。

▼綜合設備の亀岡さん


 

▼釧路オートリサイクルの松本さん

 

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