同友会釧路支部(横地敏光支部長463社)は24日に昼食会を開催し、トーワの水口専務が自社の5S向上プロジェクトへの取組みについて報告しました。
釧路支部では社内における最低限の規律を発掘しようと5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)向上プロジェクトを展開しております。トーワは第2回同プロジェクトで優良企業に選定されています。水口氏は「自分たちではきれいだと思っていても外部から見たときにどのように映っているのか、また、社員の5Sに対する意識はどれくらいなのかを確認しようと思ったのがプロジェクトに参加しようと思ったきっかけだ」と語りました。
また実際の取組みについて同氏は「自分が直接指示するのではなく、社員個々に問題点を改善してもらおうと考えてプロジェクトメンバーを選定し取り組んだ。結果的に社内美化につながったのはもちろんのこと、社員の自主性の高まり、リーダーシップの発揮、また優良企業に選定されたことが社員の自信にもつながった」とその成果を強調しました。
さらに「プロジェクトは現在も自主的に展開している。今後は今回の活動をさらに拡大し、業務の面、営業の面に展開していきたい。社員が指示命令で動くのではなく一人ひとりが自ら考えた仕事をし、皆で経営に参加できる企業をめざす」と今後の抱負を力強く述べました。