一般社団法人北海道中小企業家同友会釧根事務所

春の那覇 昼も夜も熱かった!


 同友会全国協議会が主催する「中小企業問題全国研究集会」が2月8日と9日の両日の沖縄で開催され、1500名の会員が全国から集まりました。釧路支部からも11名が参加し、社員教育、地域経済、中小企業憲章、経営指針などの分科会で学びを深めました。
 釧路支部は今年度から全国レベルの大会に積極的に参加しています。次回は7月5日に香川県で全国総会が開催されます。

 あんずカンパニーの須藤さんの手記を掲載します。

=========================

「春の那覇 昼も夜も熱かった!」

   
                       釧路支部  須藤隆昭

「ただ今の那覇の気温は摂氏24度でございます」。

JALのスチュワーデスの美しい声。やってきました初めての同友会全国大会。釧路からは総勢11名の参加で、小さな支部としてはかなりの人数だ。中年修学旅行のノリで初日から盛り上がり、ホテルにチェックインするやいなや、沖縄料理の居酒屋で宴会開始だった。

 翌日タクシーで首里城を観光したあと、会場のコンベンションセンターに到着。沖縄同友会の女性代表理事から元気のある挨拶を受けたあと、私は中嶋氏と一緒に12分科会へ。ここは「お菓子のポルシェ」という会社見学。多額の借金返済のため、子育てしながら、ドーナツの引き売りを始める女性社長。自らの病気も克服しながら、今や30億円を売る中堅企業に成長。お話しから元気と勇気をいただく。凄い女性がいるものだ。移動のバスもあえて、中嶋氏と離れて座り、他地域からの参加者と話す。さすが全国大会に来る人のレベルは高く、ここでも刺激的な話しが聞けた。

 懇親会には釧路勢11名が揃いのオリジナルティーシャツ(花札模様)着用。これが1500名の中でも良く目立ち。大好評。このおかげで話しかけられたりもしたし、最後はステージに乗り沖縄のカチャーシーも踊ってしまった。ラグナガーデンホテルでの2次会も200名ぐらいが参加し、ここでも全国や沖縄の人と交流を深める。北海道同友会の評判は意外と良かった。最後は部屋に集りワイワイとくすねてきた泡盛を飲む。

 翌日の全体講演の対談と「大航海レキオス」のこどもミュージカルが最高。沖縄の伝統舞踏、空手、エイサーと新しい文化の融合に会場は感動のルツボ。拍手の嵐。見終わった鋤柄幹事長は「感動した。沖縄を見習い、同友会活動を文化活動まで高めたい!」とまとめる。そのまま私と中嶋氏はオプションの宮古島へ。ツイテルことに幹事長・会長も一緒だった。同友会宮古支部からも暑い歓迎を受け、2次会の民謡酒場(赤石会長も踊る)、3次会のスナックでのオトーリ乾杯攻撃。宮古支部の会員企業を数件見学させてもらい、仕事の話もつめる。厚岸の牡蛎を卸すワインバーも決めた。連日2時を越えて飲んでいたが、泡盛と相性がいいのか、体調も良く、仕事面でもかなりの収穫があった。

 帰りに宮古空港で「山口農協のチャーター便」をみつけ、鋤柄幹事長に今度は「釧路からチャーター直行便を同友会で飛ばしますよ」と見栄をきる。こんなにも、密度濃く、収穫の多い大会になるとは思いもしなかった。「全国大会は参加してみないとその素晴らしさは分からないよ」と横地支部長の言葉をしみじみ思い出した。

 行かせていただいて本当にありがとう。また全国大会に行きたい。

 

▼守礼門の見学

 

▼揃いのシャツでパーティに参加する釧路支部会員

▼パーティで披露された沖縄舞踏

▼首里城のシーサー

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です