釧路支部は12月5日(火)に「第3回経営基礎講座(労務管理編)」を開催し、安田経営労務管理事務所の安田正二氏が講演しました。
【全体風景】
安田氏は、最近の労務管理に関する新聞記事をもとに解説を行い、経営者にはこれらの動向をふまえた社内体制の整備をを図ることの大切さを強調しました。
◆厚労省がホワイトカラー労働者の週休2日以上を義務付ける労働時間の見直す修正案を提示
◆厚労省が正社員とパートの失業給付要件を一本化する方針を固めた
◆厚労省が解雇トラブルを補償金で解決する新制度を導入する方向で調整に入った
◆社会保険庁を3分割する方針を固めた(保険料の徴収業務を民間委託、納付記録の管理を公法人に移管、保険料未納者などに対する強制徴収部門は国に残す)
その後、定年の引き上げ・継続雇用制度の導入関係や実際に相談を受けた事例やその対応について語りました。
【労務管理をめぐる紛争事例とその対応について語る安田氏】
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定年の引き上げ、継続雇用制度の導入関係(ご参考)
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※この表は平成17年に作成されたもので、ここでの「現行」は平成17年を示します(ご注意下さい)。
★次回の経営基礎講座(部下の育成編)は1月16日(火)に(株)コムの小川さんが講演します。