一般社団法人北海道中小企業家同友会釧根事務所

同友会厚岸地域大学、アイヌ語を学ぶ


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同友会厚岸地域大学、アイヌ語を学ぶ
〜厚岸の語源は「ニレの皮をはぐところ」〜
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 釧路支部厚岸地区会(中村一明会長・44社)は厚岸地域大学第3講を1117日に開催し、厚岸町学芸員の熊崎農夫博氏がアイヌ語に由来する地名について解説しました。

 「アイヌ語地名は北海道に数多く残っているが厚岸も例外ではない。奔渡(ぽんと)=ポン・トー(小さな沼)、門静(もんしず)=モイ・シュツ(湾の傍)、別寒辺牛(べかんべうし)=ベカンベ・ウシ(ヒシの実のたくさんあるところ)。尾幌(おぼろ)=オ・ポロ・ベツ(川尻の大きい川)など、ほとんどの地名がアイヌ語の影響を受けている」と指摘しました。
 

 さらに熊崎氏は「厚岸の語源はアッケケシ(牡蠣のある所)と言われているが、アツ・ニケ・ウシ(オヒョウニレの皮をはぐ所)が正解のようだ。現在の太田口にある森牧場の沼の付近を指していた」と意外な厚岸の語源について報告していました。

 次回の厚岸地域大学は、119日に北海道大学厚岸臨海実験所の向井所長が水産を取り巻く現状について講演します。

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