釧路支部は8月21日に昼食会を開催し、米川印刷常務取締役の米川浩二さんが報告しました。「コンピュータの導入によって印刷の現場は劇的に変化した。すぐれたソフトの普及によって名刺もお客さんが作るようになった。製版屋さんも今では存在しない。しかし、名刺やチラシも素人が作るのとプロが作るのとでは大きな差がある。パソコンが普及してもデザイン力などで印刷業が生存できる可能性はある」と述べ、長年蓄積された独自の技術力やデザイン力を特化させることが印刷会社が生き残る鍵であることを強調しました。
さらに米川さんは「日本人の男性のぱ5%が色弱だ。すべての人が理解しやすいようなカラーユニバーサル印刷を手がけていきたい」とバリアフリーを経営戦略に組み込む決意を語っていました。