摩周地区会(竹森英彦会長・19社)は7月30日、「弟子屈町民講座 〜自分のカラダ 見て・知って・学ぶ健康づくり〜」と題してJA北海道厚生連 摩周厚生病院院長の森正光氏を迎えて公開例会を開催しました。冒頭、挨拶した竹森会長は「地域に根差す経済団体として同友会は様々な活動を展開している。今年度は弟子屈町中小企業振興基本条例の制定運動を通して地域に貢献していきたい」と述べました。
講演した森氏は「生活習慣病は様々な病気を併発する恐ろしい病。耳が痛い話が多いと思うが『開き直って』聞いてほしい」と述べ、喫煙、肥満などを原因とする生活習慣病について報告しました。「毎日少しのことを我慢、注意するだけで生活習慣病の予防には効果的だ。世界中でトップレベルの平均寿命を誇る日本人として、一人ひとりが平均寿命まで健康でいることは医療費の軽減につながる」とも述べた森氏は動脈硬化をヨーロッパを流れるドナウ川に例えるなど解りやすく、笑いを交えた講演を繰り広げました。
当日は血糖値、骨密度、体脂肪率などの簡易測定と健康相談会も開かれ、参加した町民は普段測ることのない骨密度などを測定し、熱心に相談していました。
▼「肥満の予防には早い時間に夕食を摂ること」と話す森氏