釧路支部摩周地区会(近藤明会長)は25日に5月例会を開き、同地区会会員で摩周ハイヤーの森田氏が報告しました。
森田氏は「日本でタクシー業務がスタートしたのは大正元年8月5日。東京のタクシー自動車株式会社が、T型フォード6台を使って営業を開始したのが始まりだ。今でも8月5日はタクシーの日として様々な催しが行われている」と業界の歴史に触れました。また同氏は業界の現状について「現在、国内年間輸送人数の総数は延べ306億人といわれている。そのうちタクシーでの輸送はおよそ22億人だ。平成14年の規制緩和以降、経営環境は様変わりした。地域に根ざした中小企業は、住民の様々なニーズに応えていくことが必要だ。安心で、安全な交通機関として企業経営しなければならない」と強調しました。