釧路支部(亀岡孝支部長)は釧路市に対して中小企業振興基本条例制定を働きかけ、来年4月の施行へ向け準備が進んでいます。
市は条例が地域にとってどういう意味をもたらすかを考えるフォーラム「小粋なまちで凱歌をあげよう」を開催し、釧路支部の福井克美政策委員長をはじめ、小磯修二釧路公立大学学長、楡金全日空ホテル総料理長、小笠原和子消費者協会会長の4氏が地域経済活性化に対する様々な意見交換を行いました。
討論前に基調講演に立った小磯氏は「釧路根室地域は、道内他地域に比べ外貨の獲得力は非常に優れている。しかし問題なのは外貨を域内で消費、再投資している割合が極端に低いことだ。今後自給率を高めることで経済力向上は十分に可能だ」とし、域内消費、域内調達、域内再投資による域内循環を高める必要性を強調しました。
福井政策委員長はフォーラムの中で、「条例の制定が最終目的ではない。形だけの条例ではなく、産業振興会議等で活発に意見を出し合い産官の連携をさらに緊密なものにし、地域活性化を推進しなければならない」と述べました。
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