釧路支部(亀岡孝支部長)は13日、第19期幹部大学をスタートしました。これまで270名余りの卒業生を輩出し、釧路地域の経済を支える人材を育成する企画として定着してきたのが幹部大学です。今期は16名の受講生が互いに学びあい、成長するため参加しました。冒頭、挨拶した共育求人委員長の矢部政仁氏は「昨年は東日本大震災があり、人と人とのつながり合いが非常に重視された一年だった。幹部大学では自分自身の向上だけでなく、他者とのつながりを築くのにも良い機会だ。互いに切磋琢磨して高めあってほしい」と期待を寄せました。
第一講では「良好な人間関係の築き方」と題して釧路工業高等専門学校准教授の三島利紀氏がグループワークを交えて講義を行いました。三島氏は「自分自身の内面を開示していかなければ良好な人間関係は築けない。今日、初めて顔を合わせる受講生同士で練習して日常生活に役立ててほしい」と述べ、自分自身を伝えるだけでなく、他者を上手に紹介する方法などを紹介しました。
講義後は懇親会も行われ、3月まで続く講義にむけた抱負を語り合い、交流を深めました。
▼ユーモアも交えて受講生の緊張をほぐしながら講義を行った三島氏