一般社団法人北海道中小企業家同友会釧根事務所

井上淳氏、釧路支部の歴史を語る 歴代支部長から学ぶ昼食会


 釧路支部(亀岡孝支部長)は23日に歴代の支部長から学ぶ昼食会を開催しました。1979年から17年間、2代目釧路支部支部長を務めた東邦コンサルタント会長の井上淳氏が、釧路支部の設立や同友会の歴史について報告しました。

 井上氏は「当時は札幌から事務局員が足を運び、会員拡大に尽力していた。中小企業の自立を目指す同友会理念と、事務局員の熱心な行動に心を動かされた」と入会の経緯を語りました。また、1975年の釧路支部設立当時を振り返り「同友会の名前を世間に広げることから活動が始まった。中小企業は自ら身を守らなければいけないという危機感を強く感じ、同友会理念を地域に拡げようと使命感を持って支部長として取り組んだ」と語りました。

 最後に「同友会で35年学んだことで経営者としても成長できた。良い経営とは強い経営であり、強い経営とは、弱い者を守ることができる経営だ。事業を継続するだけでなく、従業員を守ることも重要な役割だ」と締め括りました。
 
 報告後は、釧路支部設立当時から現在までの同友会の資料が保管されている会長室兼図書室と、昭和初期から平成までの文庫本1万冊以上が保管されている別館の資料館を見学しました。

▼釧路支部の歴史を語る井上氏

▼井上氏と参加者の集合写真

▼会長室に保管されている同友会の資料集

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