同友会事務局 柴崎です。
11月8日釧路支部 あゆみの会では11月例会で釧路の歴史について学びました。
講師 永田秀郎氏 (「釧路町並み今・昔」 著者、日本演劇協会会員、国際啄木学芸会員)
9月のパート1(米町〜南大通り)に続き、パート2は南大通り〜北大通りの歴史について学びました。大正から昭和の北大通りは新しい街並みを築いた時代です。当時まさご町(現在の南大通り)にあった市役所が、旭川〜釧路間に鉄道が開通すると同時に浜釧路駅周辺に移転すると街の流れが一転し現在の北大通りを形成してゆきます。永田氏の資料(昭和7年釧路市地図)では、現存する店舗は浦田菓子店や早川メガネ店など数店舗しかなく代替りのたびにそれを支えてゆく屋台骨の脆さを見せ付けられた気がしました。
永田氏は「街おこしを考えるとき、過去の歴史を振り返りながらどうしたらそれを動かすことができるかを考える事が大切です。川から見る街のたたづまいを眺めると視点が変わって良い案が生まれるかも知れません」と語りました。