厚岸地区会(中村一明会長)は21日に10月例会を開催し、釧路公立大学の下山朗准教授が「地域が持つ強みと弱み」について講演しました。
同友会と共同で地域経済分析をしている下山氏は「厚岸町はサービス業、卸業、小売業を軸に地域経済が形成されている。また、大企業の支社、支店等で働いているというよりは、地域独自の事業所、法人で働いている割合が高い」と様々なデータを用いて解説しました。
最後に「昨今業績が伸びている飲食、宿泊業や農業、食品加工業は他の産業とうまく調和することができる。厚岸に来ないと食べられないなど上手な仕掛けを作れば、波及効果をより高めることができる」と述べました。
▼厚岸町の可能性について語る下山氏