一般社団法人北海道中小企業家同友会釧根事務所

ホテル摩周に集う箱根駅伝ランナーたち 摩周地区会6月例会


 釧路支部摩周地区会(竹森英彦会長・18社)は15日、6月例会を開催し、ホテル摩周社長の木暮敏男氏が「ホテル摩周に集う箱根駅伝ランナーたち」と題して経営体験報告を行いました。

 報告ではまず、木暮氏がホテル摩周に関わるまでが紹介され「祖父が開拓民として入植した網走管内で生れ、家業の酪農業を手伝いながら学校へ通った。中学校で部活動に所属しても、家の手伝いがあるため合宿に参加できないのがつらかった」と当時を振り返り、「一度は東京で就職したが10年経ったころ家の事情で北見へ戻った。農業の収入が少なかったため、ある建設会社に入社した。その会社が建設したホテル摩周へ出向したのが関わりの始まりで、今年で32年になる」と述べました。

 平成8年にホテルの経営を譲り受けますが、同時期に中央大学の女子駅伝部がホテル摩周で合宿を行うようになり、その後、男子駅伝部も訪れるようになります。木暮氏は「毎年合宿を受け入れているが、前年の一年生が次の年、後輩に指導しているのを頼もしく見ている。駅伝部の監督にはネットワークがあり、弟子屈町の練習コースの豊富さが伝わっていろいろな大学の駅伝部が合宿に訪れるようになった。それまでは何気なく眺めていた毎年の箱根駅伝も応援に熱が入るようになった」と述べ、「一番気を使うのはやはり食事。ある程度栄養バランスに気を配り、毎年学生の好みを観察している。これは一般の宿泊客にも言えることで、女性客には手が汚れて、無口になるカニは剥いて提供したり、年齢層に合わせて味付けの濃さを調節している」と報告しました。

 最後に「昨年、同友会に入会していろいろな業種の会員と知り合うことが出来た。仕事以外でも役割が与えられ、60歳を過ぎた今、一番忙しく動き回っている。他の会員の頑張っている姿が自分の励みになっている」と木暮氏は締めくくりました。

▼「温泉の泉質が経営引き継ぎを決意するカギだった」と語る木暮氏

▼ホテル経営についての豊富な話題に聞き入る参加者

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