同友会南しれとこ支部(金曽義昭支部長・138社)は7月例会を28日に開き、中標津農業高校進路指導部長の堀出文恒氏が「教育と進路指導の現状」と題して報告しました。
中標津農業高校は進路指導に熱心な高校として地域での評判が高まっています。「いじめで苦しんだり学力不足の生徒が入学してくるが、農業高校の三年間の生活で彼らは再生する。三学年で75人の生徒が在籍しているが、教職員は32名いて、きめ細やかな教育を実践している。農業高校には教育力がある」と語りました。就職先の開拓も教員が手分けして会社訪問をしています。「一回断られてもあきらめないで訪問している」と述べ、学校一丸となった営業体制が就職率の向上につながっていることを窺うことができました。
▼堀出進路指導部長