同友会南しれとこ支部(端賢二支部長138社)は別海町で18日、経営指針をテーマに3月例会を開き、別海地区会経営指針成分化研究会で1年間学んだ二人の会員が報告しました。
神田要氏(神田新聞店専務)は「人口減少や読者の新聞離れ、高い市場占有率などで大幅な売り上げ増はないが、ミニコミ紙をつくり、細かい街の話題を取り上げて読者を離さないようにしたい」と述べました。外村武氏(ほくえい社長)は「設備業の下請け業務を削減して、漁業レーダーの反射板や畜産用不凍給水器の開発と販売をを戦略方針にした。利益率を向上させるのが狙いだ」と語りました。さらに「世情は不況だが、暗いと不平を言うよりも、自ら進んで明かりを灯すことが経営者の仕事ではないか」と参加者に問いかけました。
同友会南しれとこ支部は新年度も経営指針成分化研究会を開催する予定です。
▼神田新聞店の神田要氏
▼ほくえいの外村武氏
▼湯田副支部長の開会挨拶