一般社団法人北海道中小企業家同友会釧根事務所

カキ養殖の実情を学ぶ 幹部大学同窓会


 釧路支部幹部大学同窓会は1月24日に例会を開き、カキキン 代表取締役の中嶋均氏(第15期幹部大学修了生)が「カキ養殖と経営」と題して報告しました。

 同氏はまず厚岸と牡蠣の歴史を説明し、厚岸独自のブランドであるカキえもんを開発するに至った経緯を報告しました。「宮城から仕入れた稚貝は寒さに弱く、厚岸の気候には適さなかった。当時の若手漁業者の間では地元産の稚貝開発の気運が高まっていた」と話しました。また牡蠣養殖の仕事について「50万個の稚貝を仕入れて、出荷できるまで育つのは7万個くらい。大変な仕事だ」と述べました。

 その後生牡蠣の剥き方講習が行われ、参加者はカキえもんと同友会釧路支部が企画した牡蠣に会う日本酒「北のさくらさく」の新酒を堪能しました。


【カキキン(有) 代表取締役 中嶋 均氏】

 

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