一般社団法人北海道中小企業家同友会釧根事務所

松浦武四郎の足跡を辿る 摩周地区会歴史講座


 釧路支部摩周地区会(近藤明会長)は歴史講座を20日に開き、てしかが郷土研究会の松橋秀和さんが、幕末の探検家、松浦武四郎の足跡について講演しました。

 松浦武四郎は1858年に釧路に上陸し、阿寒、斜里、摩周湖、屈斜路湖など、500キロの行程を23日間かけて踏破しました。「5月23日に弟子屈に到着した武四郎はアイヌの丸木舟で屈斜路湖を巡った。当時の貴重な記録が探検記に残されているが、アイヌ語を取得しながら獣道を辿ったようだ」と松橋さんは語りました。さらに松橋さんは摩周湖の地名の由来に触れ、「アイヌ語のマシ・ウン・トゥ(かもめがいる湖)に由来している。武四郎の足跡を辿るために湖面に下りたことがあるが、鴎が湖面に浮かんでいた。オホーツク海か太平洋から飛んできたのだろう」と指摘しました。

▼てしかが郷土研究会の松橋秀和さん

 

 

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