一般社団法人北海道中小企業家同友会釧根事務所

北方領土について学ぶ


米木です

根室支部は例会を6月24日に開催し、会員の新栄商事の野潟さんが「北方領土問題の歴史と現状」と題して報告しました。
千島歯舞居住者連盟の役員としても活躍している野潟氏は、「1951年のサンフランシスコ平和条約で、千島列島の請求権を放棄すると認めたためロシアの占拠が続いている。根室の発展のためにも四島の主権の帰属の一括解決が最も望ましい」と語りました。今後の情勢については、「プーチンが秋に来日するが、ロシアとの間に平和条約を結ばない限り領土問題は解決しないだろう」と述べました。さらに野潟さんは、「元居住者の年齢が高くなって亡くなる人が増えてきた。早く政治的に解決してほしい」と政府の外交交渉に希望を託していました。

  講演する新栄商事の野潟氏

 

 

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