同友会釧路支部共育・求人委員会(太田勉委員長)は6月8日に日本語講座第1講を開講し、『聴く力を鍛える』をテーマに釧路高専で日本文学を研究している小田島本有氏が講演しました。
小田島氏は「?話すこと?聞くこと?読むこと?書くことがコミュニケーションの4つの要素だ。しかし現代は話すことばかりが重要視され、それ以外の要素がおろそかになっている」と警鐘を鳴らしました。
さらに同氏は「本来、4つの要素が互いに絡まりあうことではじめて真の意味でのコミュニケーション能力の向上につながっていく」と強調しました。
その後受講者は、小田島氏が朗読する五木寛之の『悲しむ』の内容をメモを取りながら要約し、聴き取りの力を養いました。
次回の第2講は『敬語力を鍛える』をテーマに、6月14日(木)に開講いたします。