同友会釧路支部みけた会は11月28日に11月例会を同友会釧根事務所で開催しました。
社会環境の変化と共にうつ病やパニック障害など「こころの病」も蔓延しています。自社や家庭内でいつもそのような状態にならないとも限りません。
みけた会11月例会では、釧路市内の小学校で21年間教職を務めた末に退職し、その後、いじめ、非行、引きこもり、家庭内暴力などの相談を受けてきた間所学習教育研究所の間所代表が「社員と共に、充実した人生を送るために」という演題について報告しました。
【「こころの問題」が起こる原因やその対応策について語る間所代表】
間所氏は「人は見聞きした情報をもとに正しく見ているつもりでも誤解をしながら見ていることが多い。それに自分が絶対に正しいという自覚を持つ人が、周りの人に押し付ける。これに押し付けられる人が病気になる。今の社会は子供達がストレスをためる環境になっており、打たれ弱い。その子供達と接する時に積極的に活用して欲しいのが言葉の使い方です。いわれると傷付く言葉を意味を変えずに言われてうれしい言葉で表現することが大切です」と強調していました。
★言われると気になる「否定語」を、意味を変えずに言われて嬉しい言葉「肯定語」にする練習を行いました。
【ご参考】
(否定語) (肯定語)
・細かい→気配りができる、緻密、計画性がある、
・きつい→ハッキリ言える、裏表がない
・うるさい→明るい、にぎやか、ムードメーカー
・遅い→慎重、マイペース、落ち着いている
・目立ちたがり屋→存在感がある、積極的
その後、感想や質問を出し合いました。