同友会釧路支部は10月27日に三地区会(厚岸・白糠・摩周)合同例会を川湯観光ホテルで開催しました。各地区会の報告者が「我が社の強みを生かして地域で生き残る」というテーマについて地域の現状と自社の経営戦略について報告しました。
【全体風景】
【報告要旨】
【企業の社会的責任について語る(株)ナリテツの成澤さん】
厳しい経営環境の中、自社の強みを「スピード」と位置づけています。お客様や取引先へのスピーディな対応が目先のコスト削減よりも結果として企業の利益に繋がります。そして、地域に対して雇用を継続するということが企業としての地域貢献になると思っています。
【地域密着型経営につい語る鍛冶石油販売(株)の鍛冶さん】
規制緩和による自由化の流れの中でセルフのガソリンスタンドが増加してきました。そのような激戦の状況の中で自社としては、徹底的に地域に密着して地域の皆さんのお役に立てる企業になりたい。まだ、その具体的な形は見えていないが同友会の学びを通してその形をこれから模索していきたい。
【専門性の強化への取組みについて語る(株)摩周調剤薬局の竹森さん】
地域において人口の減少が進むと共に、商圏内に大型競合店が次々と現れる中で、疲弊した商店が閉店・廃業する状況が続いています。そのような中で、自社では専門性の強化に取り組み、部門ごとに特化した専門性を深く追求することがお客様の安心につながっていくと考え、困ったときの拠り所として地域の皆様に選んで頂ける企業を目指します。
【報告者へ質問する(有)マックスロードの本城さん】
その後、懇親会を通じて三地区会会員同士の交流を深めました。
★来年は白糠で三地区会合同例会を開催します。