6/20 釧路支部昼食会で、(株)あゆみ調剤専務取締役の矢部政仁さんが報告しました。
<テーマ>「あゆみ調剤の軌跡」〜薬剤師の確保と、全国からの支援で学んだこと〜
(株)あゆみ調剤が協立病院を離れ、現住所に調剤薬局を構えるまでには様々な事がありました。患者の立場に立った保険調剤薬局の開業は、道東地域での民医連運動の拠点をつくる上で重要なことです。しかし、開業を前に矢部さんたちが最初に手掛けた仕事は薬剤師の確保でした。
2002年7月、皆が待ち望んでいた調剤薬局「はるか薬局」が開業。しかし、その3日後、苦楽を共にした仲間が急死します。やり場のない悲しみと絶望、そしてどん底。そんな窮地を救ってくれたのは全国の民医連の仲間たちでした。
2006年、あゆみ調剤の職員は19名(パート含む)、その内薬剤師が10人に増えました。
「開業当時の事を知っている職員は半分に減りました。あゆみ調剤では、新人を受け入れる度に「薬局宣言」を全員で見つめなおし、他の薬局との違いを明確に打ち出しています。今後も全国の民医連との関係を大切にしながら、薬剤師集団のレベルアップに努めて行きたい。」と矢部さんは豊富を語りました。
パワーポイントを使った矢部さんの報告を聞く参加者