釧路支部(亀岡孝支部長)は7日にマナー講座を開催し、会員企業の若手社員を中心に25名が受講しました。講師はコムの小川睦子氏が務め「電話一本でわかる会社の真実」と題しての講演と名刺交換や電話応対など実技指導を行いました。
小川氏は「どのような仕事でも必ず人と関わりを持たなくてはいけない。全ての職種がサービス業だという認識を持つことが大切だ。良好な人間関係を築くには第一印象が非常に重要で、その良し悪しで自分だけでなく、会社まで評価されてしまう。第一印象が悪いと、覆すのは非常に難しい」と述べました。好印象を持たれるためには 「第一印象は態度55%、声38%、話の内容7%の割合で決まる。態度には表情も含まれ、笑顔は自分の大きな武器となるので、訓練して磨いてほしい。また、職場で手本となる人を見つけ、表情や対応を真似るのも一つの方法だ」と語りました。また、顧客に対してだけでなく、職場の人に対しても良い印象を良くすることも大切とし、「職場での良好な人間関係が的確な『報告・連絡・相談』を生み出す」と説明しました。
最後に、電話応対の実技指導し「お互いの表情がわからないからこそ、電話一本でこれまで築いた信頼関係を崩してしまうこともある。マナーだけでなく心構えもしっかり学んで、なぜマナー向上が必要かを理解してほしい」と参加者に期待を込めて語りました。
▼第一印象の重要性を語る小川氏
▼名刺交換や電話応対のロールプレイングを行う参加者