釧路支部(亀岡孝支部長)は21日、幹部大学の第二講を行いました。今回は「上手く相手に自分を伝える方法」をテーマにシーズサービス(株)の迫田栄重氏が講演し、受講者はグループワークも交えて「効果的な伝え方」を学びました。
現在、結婚式や各種イベントの司会業で活躍している迫田氏ですが、生来人前で話す事が得意だったわけではなかったと言います。「人前で話せるようになるには訓練が必要だ。より早く克服できるようにテクニックを伝授したい」と語った迫田氏は初対面での基本となる「自己紹介」を使って、効果的な話し方を紹介しました。「自分をよりよく知ってもらおうとして、一方的に情報だけを述べ続けるのでは、上手な自己紹介とはいえない。時と場合、相手に合わせて伝える情報を取捨選択することが重要。表情、身振りを交えることも効果的だ」と述べた迫田氏は、自分のことを箇条書きで書き出し、場面に合わせた組み立てをする方法を、例を示しながら指導しました。
講演の最後に迫田氏は「よく通る声で話す事も重要。伝えようとして大声を出す人がいるが、喉を傷めるだけだ。唇だけで話すのではなく、アゴも使って話す練習が効果的だ。笑顔も忘れずに」と受講生を励ましました。
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次回、第三講は釧路工業高等専門学校・教授の小田島本有氏が講演します。
テーマは「文学から学ぶもの〜原田康子の『挽歌』を通して〜」です。
1月28日(金)18時00分〜20時15分、場所はまなぼっと703です。
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▼「まとめてから話すという技法を幹部大学のレポートにも活かしてほしい」と語った迫田氏
▼早口言葉等で滑舌を良くする練習も行いました