宮城県同友会は11月24日、経営研究集会を仙台市内のパレス平安で開催し、宮城県内外から670名が参加しました。6つの分科会の内、企業と地域づくりをテーマにした分科会で別海地区会会長の寺井範男氏が「地域を救え!中小企業振興基本条例から生まれた『医良同友』」と題して報告しました。
「別海町中小企業振興基本条例」制定までの道程や条例制定後の施策検討、医良同友発会までの経緯などを報告した寺井氏は「別海町は人口では『小さな町』だが面積は広大だ。唯一の医療機関である町立病院を守り立てることで町民の健康を守り、健やかに暮らせる街づくりこそが地域経済発展のカギになる」と力強く述べました。分科会の参加者からは地域医療の拡充や、条例を活用した地域振興策に関する質問が出されました。
▼「医師との交流は地域医療確保の基本」と語った寺井氏
▼約60人が参加した分科会
▼670人の参加者が会場を埋め尽くしました。
▼100名のゲスト(非会員)も参加した懇親会