釧路支部では3月5日に幹部大学第8講を行い、森川企画委員長が講演しました。
森川氏は「同友会運動の歴史と私たちの課題」をテーマに、なぜ同友会が発足したのか、同友会運動とはどのような運動なのかを理念やこれまでの歴史をふまえて講演を行い、釧根地域の課題は貧困問題、教育問題、中小企業経営の三点であると指摘しました。この三点は相互作用があり、解決するためには域内循環を高めることが必要であるとし、域内循環が高まれば中小企業が多いこの地域が活性化され、後継者である子どもとの共育が可能になると述べました。
最後に森川氏は「今日の講義で中小企業が置かれている現実、状況を理解してもらえた。幹部大学を卒業した後も学ぶことをやめないでほしい。これでいいのだではなく、なぜそうなるのかを考え続けて欲しい」と語りました。
▼同友会の歴史について語る森川氏