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みんなの輪に誘い隊通信【第58号】
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2009年8月11日
一般社団法人 北海道中小企業家同友会釧路支部
組織委員会グッドモーニングプロジェクト
【115人目】
今年3月に入会された昭和冷凍プラントの若山社長を取材しました。冷蔵倉庫の設備を行う同社は、窒素を含んだ氷を作る技術を開発し数々の賞を受賞しました。「水の中の酸素を追い出し、代わりに窒素を入れて氷にすると窒素が魚介の酸化を防ぎ、より新鮮な食品をお届けすることができます。食の安心・安全を目指して開発しました」。空気中の窒素を使用するため環境への負荷も非常に少ないと話す若山さん。九州や、アメリカ西海岸など暖かい場所からの反響が大きく、販路の拡大も視野に入れています。「研究開発に7〜8年かかりました。釧路の企業にも採用してもらっており、釧路産の海産物のブランド化も期待できます。現在は大きな施設の設備を進めており、窒素氷のPRができると考えています。全てはこれからです」。より良い食品を食卓に届けるためがんばる若山社長でした。【取材:事務局・菊池】
■(株)昭和冷凍プラント 代表取締役 若山 敏次さん
■所在地:釧路市南浜町8番6号
■業務内容:冷凍・冷蔵設備工事
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【116人目】
市内で電気工事業を営む生田電気の生田社長です。住宅や工場の電気配線等で忙しく仕事をされる他、釧根電気工事業協同組合の理事長も務めています。今回の取材も組合の事務所にお邪魔しました。「昭和45年に独立開業し、現在に至ります。主に建設会社の下請けが多いですね」。生田さんは25年間組合の理事をされていますが、ここ数年の不景気で電気工事業界全体が沈んでいると話します。「建築に付随する仕事は多いので大変な時代です。現在は白熱灯を発光ダイオードに換えるなど、業界全体で省エネの動きが活発になっています。国も太陽光発電などに力を入れているので、電気工事業の将来も明るくなるのではと思っています」。お休みの日も事務所にいて仕事をしているという生田さんは釧根の未来のため日々進み続けています。【取材:事務局・菊池】
■生田電気(株) 代表取締役 生田 定憲さん
■所在地:釧路市益浦4丁目13番19号
■業務内容:電気工事業