釧路支部は7月17日に支部創立メンバーから学ぶ昼食会を開催し、元釧路支部長で現相談役の五十嵐新市氏が報告しました。
五十嵐氏は自身が同友会に入会した当時を振り返り、「同友会には3つの目的、そして共に育つ「共育」という理念がある。この言葉の重みをまず感じた。そして金融アセスメント法の制定運動や現在力を入れている中小企業振興基本条例の制定運動、これらは大きな変化をもたらす重要な試みであり、同友会が担う役割の重さを実感している」と語りました。
また同氏は経営理念について触れ「同友会に入会する前から理念はあったが、これは私が1人で作ったもので、毎日社員に唱和させていたが中身が通じていなかった。その後同友会で経営理念作りを学び、若い社員と語りあって理念を伝え、環境に応じて新たに理念を作ってきた。『あいつの考え方はわからない』と投げ出すのではなく、お互いに学ぶ姿勢が重要だ」と強調しました。
その後同氏と参加者が報告に対する質問や現在抱えている悩みについて意見を出し合い、活発に語り合いました。
▼五十嵐元釧路支部長・現相談役