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みんなの輪に誘い隊通信【第54号】
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2009年7月13日
一般社団法人 北海道中小企業家同友会釧路支部
組織委員会グッドモーニングプロジェクト
【107人目】
アート企画の佐野社長は看板製作業一筋30年。「私は職人あがりなんです。筆とペンキを使って看板を作った最後の世代じゃないかな」とこれまでの道のりを振り返ります。同社では小さな名札から大型の広告まで幅広く手掛けています。「ペンキからカッティングシートに変わり、今はプリンターが主流になっています。時代に合った新しい製品、設備を充実させていくことが重要です。資材も変化しており、看板を照らす照明に発光ダイオードを使用して電力消費を抑えるなどの工夫をしています」。釧路のみならず、道内各地で仕事をしている佐野さんは「仕事があれば道内外を問わずどこにでも行ける体制づくりを進めていきたい。また看板業という仕事を通じて地域を応援していきたいと考えています」と将来に対する意気込みを語ります。【取材:事務局・菊池】
■(有)アート企画 代表取締役 佐野 実さん
■所在地:釧路市喜多町10番6号
■業務内容:看板製造業
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【108人目】
白糠の山田水道機工の工藤常務を取材しました。工藤さんは同社で営業と現場管理を担当し、また修理や図面作成など何でもこなしています。「水道などの設備工事は人が住むところには必ず必要な仕事です。どんな世の中になっても設備業がなくなることはないと思いますが、やはり景気の良し悪しに左右されます。仕事に幅を持たせ、時代の流れに自由に対応できる会社作りをしていきたい」。実際には農家の排水処理工事に積極的に参入するなど、得意の分野で新たな仕事を獲得しています。また地域を良くするために「横のつながり・情報交換」が重要と話します。「同友会のように、様々な業種の方が集まって地域について真剣に話し合う場が今後求められると思います。業種の枠を超え、地域を盛り上げていきたい」と意気込みを語る工藤さんでした。【取材:事務局・菊池】
■山田水道機工(株) 常務取締役 工藤 健司さん
■所在地:白糠郡白糠町西1条南1丁目2番地
■業務内容:冷暖房空調設備、給排水衛生設備、給湯設備など