釧路支部みけた会は6月16日に例会を開き、釧路の地酒「福司」を製造する福司酒造を見学しました。
最初に日本酒が醸造される過程をビデオで学びました。同社の青木営業課長は「現在は機械化が進み、大手酒造では全く人の手を介さずに酒を造ることができる。しかし今でも当社のように手作りで製造している酒蔵も少なくない」と説明しました。
その後、蒸し器や麹室、日本酒を仕込むタンクなど酒造りに欠かせない設備を見学してまわりました。青木氏は「日本酒は冬に仕込んで熟成させ、秋に出荷する。仕込みに入ると作業を止めることができないので、夜でも休日でも作業を続けなければいけない。大変過酷な仕事だ」と話し、また「全国的に日本酒の消費量は落ちこんできているが、釧路の地酒として様々な試みを行い、多くの人に飲んでもらえるよう努力したい」と強調しました。