釧路支部摩周地区会は7月14日(月)に弟子屈歴史講座の第1講を開催し、てしかが郷土研究会の会長である細川音治氏が「硫黄山と弟子屈町の歴史」というテーマで講演しました。会場には同友会会員だけでなく一般の参加者も多く集まり、あまり知られていない弟子屈の歴史を学びました。
細川氏は明治期から昭和前半までの弟子屈の写真を使って講義をすすめ、かつての弟子屈の姿を細かく説明しました。また硫黄山で大量の硫黄を採掘していたことに触れ「火薬やマッチの原料として硫黄が求められ、硫黄運搬のために敷いた鉄道によって釧路が発展しました」と述べました。
さらに「弟子屈には自然が美しい場所が沢山あるが、その場所を紹介する看板が立っていない。看板があると自然が荒らされるといわれているが、看板を立ててその場所を知ることで自然の豊かさを再認識できるのです」と語りました。
弟子屈町歴史講座はあと2回開講されます。
【細川氏】