釧路支部摩周地区会(近藤明会長)は24日に例会を開き、「私の生い立ちと経営課題」と題して同地区会会員で宮田電気の宮田歓朗氏が報告しました。同社は川上郡一円で主に内外線工事業を展開する会社です。
宮田氏は学校卒業後に札幌の電材業者に勤務、そして釧路市内の会社に勤め宮田電気に入社しました。当時を宮田氏は「札幌や釧路で勤務していたときに良い先輩や仲間に恵まれ、経験を積み、仕事の面白さを感じることができ、素晴らしい時間を過ごすことができた」と振り返り、自らの原点について語りました。
また同氏は「次々と新工法が誕生しており、それに対応するための十分な設備と人材の確保が最重要課題だ。技術者の養成は容易ではないが、一から育てるしかない。人の能力にもよるが最前線で活躍するには5〜10年程を要する。若い人材を大事に育て一流の技術者にしなければならない。人材育成に力を入れ、今まで以上に業務を拡大していきたい」と現状に満足することなく前進することを強調しました。