中同協主催の中小企業問題全国研究集会が3月6、7日に仙台で開かれ、釧路支部から7名が参加して全国の会員と学びを深めました。
赤石中同協元会長が「地域力経営とは」と題して記念講演に立ち、昨今の大都市と地方との拡大する格差を指摘しながら、「国民の7割が働いている中小企業の廃業が続出している。中小企業の繁栄と国民生活の安定は表裏一体だ。地域の自然、伝統産業、文化遺産、生活者などの地域力を顕在化させ、地域と共に生かされているという地域力経営を構築しよう」と呼びかけました。
さらに赤石氏は同友会が進めている中小企業振興基本条例制定運動に触れ、「中小企業の持続的繁栄を具体的に促進する土台になるのが中小企業振興基本条例だ。各地の同友会で現状を分析し、地域循環完結型産業や高齢社会支援サービスなどの産業を創出しよう」と訴えました。
その後、全国から集まった1400名の会員は、環境、経営指針、社員教育などの18の分科会に分かれ、徹底した討論を行ないました。
次回の研究集会は2009年2月12日に熊本県で開催します。
▼仙台城
▼分科会
▼第14分科会
▼熊谷氏
▼福井氏
▼砂金氏
▼石森氏
▼中嶋氏
▼清水氏