同友会釧路支部は4月17日に4月昼食会を開催し、「小さな本屋にもとめられるもの」と題して(有)スズヤ書店みはらスズヤ読書館の岸本真希人さんが報告しました。
同社は、昭和26年10月の創業以来釧路市内3店舗で雑誌・書籍・事務用品・学用品などを販売しています。岸本さんは「お客様に、学校や塾以外にも知的好奇心を持っていただけるような店を作っていきたい。特にインターネット図書販売は知的好奇心をくすぐるものをどんどん紹介し、顧客満足度を高めていて、われわれも見習うべき点が多い」と語りました。
さらに「本屋に求められているものはアフターサービスだけではなく、お客様が探している本の題名を調べたりするビフォアサービスにより、お客様との間にコミュニケーションをとることだ。本屋の独自性はそこにあり、少子高齢化時代を生きる母親からも子育ての悩みを聞けるような窓口になれれば」と今後の展望について語りました。