一般社団法人北海道中小企業家同友会釧根事務所

公立大学の高野氏、パゾリーニを語る


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公立大学の高野氏、パゾリーニを語る
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 幹部大学同窓会(大島尚久会長)は1122日に11月例会を開催し、釧路公立大学で哲学を教えている高野敏行教授が映画論を展開しました。高野氏はカント哲学を研究していますが映画にも造詣が深いことで有名です。

 推奨する三本の映画に、パゾリーニの『テオレマ』、ヴェンダースの『ベルリン・天使の詩』、ウッディ・アレン『アニー・ホール』を挙げ、特にイタリアの鬼才パゾリーニから青年時代に受けた衝撃について熱く語りました。「パゾリーニは毀誉褒貶に包まれた監督だが、新約聖書やギリシャ悲劇などの古典を忠実に再現して、気が遠くなるような美しい詩的映像を作り上げた」と30年前に亡くなった稀代の芸術家を称えていました。

 高野氏は1月から始まる同友会幹部大学で哲学を講義します。

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