9月7日、釧路支部(石橋 榮紀支部長)が設営を担当して「第29回全道経営者“共育”研究集会in釧路(以下、くしろ道研)」を開催。全道から604名が参加し、盛大に行われました。
▼早くから実行委員が集まり、歓迎のリハーサル
「地域の未来に光を当てよう、屈しない企業家魂で!」をスローガンに掲げ、10年ぶりに釧路で行われた「くしろ道研」。約2年前に実行委員会を立ち上げ、研修の内容から全道の皆様のおもてなしに至るまで、アイデアを出し合いながら着々と準備を重ねて来ました。
そして迎えた当日。「霧が立ち込める涼しい釧路」という印象とは打って変わって、爽やかな晴天に恵まれ、真夏のように暑くなりました。会場の釧路プリンスホテルには各地から続々と参加者が集い、あっという間に会場が満員に。
▼参加者の熱気に包まれた全体会場
三神代表理事の挨拶の後、記念講演として「中小企業は地域経済を支える主人公」をテーマに、富士市産業支援センターf-Bizセンター長の小出宗昭氏が講演をしました。数々の起業支援の実績を持つ小出氏。あらゆる事例を紹介しながら「どんな企業にも“売り”と“強み”がある。小さな成果を積み重ね、地域に活力を」と訴え、力強いお話しに大きな拍手が送られました。
▼「売りと強みは必ずある」、力強く語る小出宗昭氏
続いて経営指針、事業承継、人育てなどのテーマに分かれて、全部で10テーマの「分科会」が行われました。約3時間半に及ぶ分科会では、約1時間の報告とグループ討論が展開されました。諸課題について深い議論が交わされたと同時に、全道の参加者との情報交換にもなり、様々な気づきと発見があったようです。
▼10のテーマに分かれて行われた分科会
18時半から行われた懇親パーティーは、広い会場を参加者が埋め尽くし、熱気の中でスタート。石橋実行委員長は「この熱気は、まさに中小企業の時代であることを象徴している。道研で学んだことを、しっかりと地域や企業に伝え、強い北海道を創りましょう」と高らかに挨拶し、来賓を代表して釧路市長の蝦名大也様からは「同友会の迫力にただただ驚いている。新しい時代を築くべく、各地でのご活躍に期待したい」と祝辞をいただきました。別海町の牛乳で乾杯した後は、地域の食材をふんだんに使った料理に舌鼓を打ちながら、大いに交流を行いました。
▼懇親パーティーで挨拶する石橋実行委員長
大見麻華さんの歌のステージで盛り上がった後は、いよいよ「くしろ道研」のフィナーレへ。11月に「全道青年部後継者部会交流会」を開催する苫小牧支部と、来年10月に「第30回道研」を開催する南空知支部に、成功を祈願してタスキが掛けられました。最後に「来年は、岩見沢で皆さんとお会いしましょう」と横地副代表理事が高らかに挨拶し、大きな三本締めと共に「くしろ道研」は閉幕しました。
▼分科会ごとの立食形式で行われた懇親パーティー
▼歌と踊りと大漁旗で盛り上がりはピークに!
▼想いをつなぐ、次回開催地へのタスキ掛け
会場の外では、全支部の名前が入った横断幕を持ってお見送りし、全道の皆様への「ありがとう」の気持ちを伝えました。
▼「ありがとうございました!」、感謝の気持ちでお見送り