釧路支部は17日に特色ある技術を持った企業を見学する「釧路オンリーワン企業見学会」を開催し、釧路で発泡素材の魚箱製造を行っている釧路スチレンの工場を見学しました。
まず釧路スチレンと隣接する吉岡製函で、木製の魚箱を作る工程を見学しました。
その後、発泡素材を使い魚箱製造を行う釧路スチレンで、発泡原料であるポリスチレンビーズから製品が完成する工程を羽田野社長と佐藤課長の説明のもと見学し、羽田野氏は「原料にも国産や韓国産などがあり、産地によって完成までの日数が違う。また、ボイラーなどの機械のメンテナンスも非常に気を使う」など参加者からの質問に答えました。
最後に羽田野氏は「これまで注文を受けて納期が間に合わない、在庫がないと言ったことは一度もない。様々な策を講じて何とか用意してきた。それが信頼に繋がっているはずだ」と語りました。
▼自社の取り組みを語る羽田野氏
▼羽田野氏の説明に耳を傾ける参加者
▼手作業で発泡スチロールを積み上げます