釧路支部(亀岡孝支部長・465社)は5月20日、全三講の予定で行われる社員研修会の第一講を開講し、24名が受講しました。この研修会は、若手社員を対象に社会人としてのレベルアップを目的として行われます。
講師の竹森英彦氏(摩周調剤薬局専務)は「経営者が社員に求める資質・仕事・考え方」と題して講演しました。竹森氏は自身のサラリーマン生活時代から現在の経営者としての日々を語り、その上で若手社員に向け「この先会社を存続させるために自分に何ができるかを考えたとき、楽をしたいという発想だけは持たないでほしい」と述べ、与えられた仕事をこなすだけでは仕事ができるとは言えず「様々な状況を想定し、課題を解決するためには何が必要で、何が問題なのかを頭で考えるだけでなく、書き出すことも必要」と語りました。
さらに竹森氏は「これからは『稼ぐ』ということを意識してほしい。そのために収益意識、部下の育成、コスト意識、情報収集が重要で、自社が他社に比べて顧客と同じ目線になっているかを考えてほしい。そしてこの全3講の研修会を通じて経営者に成長した姿を見せて欲しい」と参加者を励ましました。
講演終了後、受講者は「講義を聴いて考えたこと」について、レポートを作成しました。
★第2講は5月27日19:00〜 まなぼっと6階602教室で行います。
▼仕事は結果を出したところからスタートと語る竹森氏
▼経営者から期待を込めて送り出された受講者