摩周地区会(近藤明会長:18社)は2月18日、自然公園美化財団川湯支部主任の藤江晋氏を講師に迎えて2月例会を開催しました。
「てしかが自然史」と題して講演した藤江氏は摩周湖での透明度調査などの活動を報告し、「今までは漠然と季節によって透明度が異なることは分かっていたが、近年はなぜ変化するのかを科学的に分析することによってメカニズムが解明されてきている」とデータをもとに説明しました。また自然公園美化財団の活動にも触れ「駐車場の利用料などを国立公園の維持管理費に充てている。環境との繋がりを持つことで地元の人々にももっと国立公園の素晴らしさを知ってもらいたい」と述べました。
「本来は地域にすむ人々が一番知っているはずのことが忘れられてきている。地元の宝は地元の住民が磨くべきだ」など参加者からも積極的な意見が聞かれました。
▼自然公園美化財団川湯支部の藤江晋氏
★摩周地区会が行っている弟子屈高校での面接指導の様子が北海道新聞に紹介されました。
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