同友会釧路支部政策委員長の福井氏がオホーツク支部で『地域を守り、変える中小企業!中小企業基本条例で地域を変えよう』と題して講演しました。2009年4月1日から釧路市中小企業基本条例が施行されています。同氏は条例制定運動の先頭に立って活躍してきました。
福井氏は「同友会が提唱する中小企業振興基本条例は、特定の支援策ではなく、首長の責務や中小企業、大企業の努力や市民の役割を明確化したものだ。現在日本の企業の99%を中小企業が占めており、雇用の70%強を中小企業が担っているのが事実だ。しかし1999年の中小企業基本法改正に伴い、国の施策が大幅に変化した。同友会も地方自治体の政策決定に積極的に参画し、国の目を中小企業に向けさせなければならない。中小企業の発展なくして地域経済の振興はありえない」と強調し、同友会が制定運動を進めている中小企業振興基本条例の重要性を説きました。
加えて同氏は「条例は地域の中小企業を守り、地域社会を発展させることに繫がる。また、条例制定により市職員の意識改革に繫がり、中小企業の目線で施策を講じる行政マンを生み出すことが可能になる。条例制定運動は全国に拡がっており、北見市においても同友会と、商工会、市が連携して早期制定を目指して欲しい」と期待を寄せるとともに、条例制定がもたらす効果を述べました。
★福井氏講演資料はこちらからダウンロードできます(PDF版)
http://portal.doyu-kai.net/modules/mydownloads/visit.php?cid=2&lid=158
★釧根三支部 各自治体の中小企業振興基本条例制定ヘの取り組みをまとめました(PDF版)
http://portal.doyu-kai.net/modules/mydownloads/visit.php?cid=2&lid=159
▼福井政策委員長