釧路支部マルチメディア研究会1月17日に帯広支部IT総合研究会と合同で例会を開催し、両支部の会員が最新のIT動向について報告しました。
IT総合研究会からは辻田氏が『Linuxをめぐる最新の動き』と題して報告に立ち、「近年の不景気で、大手IT企業がサービスを縮小しており、多くの企業がLinuxをはじめとするOSS(OpenSourceSoftware)の導入を進めている。中小企業もLinuxを導入することで自由を得ることができる」と述べました。さらに「Linuxを使える人が少なく、中小企業では導入が進まない。頼れる人脈を作って技術を身につけていくべきだ」と強調しました。
ITコーディネーターを務めるマルチメディア研究会の乗山氏は『ITコーディネーターの事例報告』と題して報告しました。乗山氏はITを導入して成功した企業と実例を具体的に紹介し、「まず自社の経営課題をうきぼりにし、その上でITを導入することが重要だ」と語りました。また経済産業省が推進しているシステムの紹介も併せて行いました。
【帯広支部IT総合研究会 辻田 茂生氏<(有)ワン・エックス 社長>】
【釧路支部マルチメディア研究会 幹事長 乗山 徹氏<ファーストコンサルティング(株) 社長>】