同友会釧路支部(亀岡孝支部長)は9日に第16期同友会釧路幹部大学を開講しました。幹部大学は同支部が毎年開講している講座で、これまで15年の歴史を誇り170人の修了生を輩出しています。経済、文学、哲学、歴史などの様々な分野を学んだ卒業生は釧根管内の企業をはじめ、全国で活躍しています。
開講に先立ち亀岡孝支部長は、「厳しい時代ではあるが、企業の発展には幹部の力が必要不可欠。2ヶ月間の幹部大学を通じ、ますます成長することを期待しています」と受講生19名にエールを送りました。
第1講では「社内で良好な人間関係を作ろう」と題して釧路工業高等専門学校准教授の三島利紀氏が講演し、受講生は様々なグループワークを通じて人間関係構築の要諦を学びました。
三島氏はジョハリの窓を用いて、自分の開放領域を広げることが実生活における人間関係の円滑化につながると指摘し、「自らの開放領域を拡げることにより、相手との距離は飛躍的に縮まる。お互いの新たな一面を発見することができる」と述べました。さらに同氏は「私たちは自分の意図していることが相手に伝わっていると思い込みがちだ。しかし、実際には正しく伝わっていないケースが多い。重要なのは常に相手に伝わっていないという前提で会話をすることだ。社内においても常に意識したいものだ「今日のグループワークを通じて少しでも相手との距離を縮め、良い人間関係をつくりあげて欲しい」と期待を寄せました。
受講生は講義終了後、和やかな雰囲気の中で懇親を深めました。
=幹部大学第2講のご案内=
■日時:1月16日(金)18:00〜20:15
■会場:まなぼっと601号
■テーマ:自他を励ます語り〜有島武郎〜『生まれ出づる悩み』を通して〜
■講 師:釧路工業高等専門学校 教授 小田島 本有氏
【開会挨拶をする亀岡支部長】
【講演する三島准教授】
【グループワークで学ぶ受講生】