釧路支部企画委員会は7月2日に同友会の古典を読む同友会アカデミー第13講を開催し、中同協の赤石義博会長の『幸せの見える社会づくり〜地域力経営を深め中小企業憲章制定へ〜』の序章第2節「地域づくりと地域力経営」と、第1章第1節「日本経済の過半を担う中小企業」、第2節「社会をつなぎ支える中小企業」を学びました。
赤石会長は「顕在・潜在を問わずその地域が持つすべての個別要素の総合力が”地域力”であり、顕在する地域力を高めながら、潜在する地域力を掘り起こして事業に生かし、地域のすべての人々と共に生かされることにより新たな地域力を生み出していく経営が地域力経営だ」と述べており、地域力経営こそが中小企業の歴史的な実態を示しているものだと強調しています。
さらに「中小企業は国内企業の80%を占めている。今後も圧倒的多数の国民の幸せの実現のため、中小企業の持続的安定繁栄を目指すために、その実現の方向や課題を明確にするための諸法律の土台となる中小企業憲章の制定運動を広く展開しなければならない」と語っています。
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同友会アカデミー第14講は下記要領で開催いたします。
◆日時 7月26日(木)18:30〜
◆会場 同友会釧根事務所
◆テキスト 『幸せの見える社会づくり』
次回は引き続き第1章第2節「社会をつなぎ支える中小企業」を学び、第3節「地域づくりこそ真の日本経済再生」へと展開していきます。
※テキストは事務局で販売しております。
『幸せの見える社会づくり』(赤石義博著 A5版 263ページ 1,800円)