釧路支部は2月2日、9日、16日の3回にわたって経営指針成文化セミナーを開催し、ファーストコンサルティングの乗山社長とラコンテの松井社長がアドバイザーを務めました。
第1講では実践報告を行い、あんずカンパニーの須藤社長が自社の経営指針作成までの流れを報告。「あんずカンパニーの経営指針は3回にわたって改訂している。改める度に文章は短くシンプルになっていった」と語りました。続いて道東暖熱工業所の大久保社長が中・長期の経営戦略の重要性について語り、さらに「納得のいく経営指針ができるまで何度も作り直した。作って会社の飾りにするのではなく、社長と社員が気持ちを共有できる内容にすることが重要」と語りました。
その後、参加者が経営指針作成のソフトを用いて自社の経営状況を分析し、経営指針作成に必要なデータをまとめました。乗山氏と松井氏は参加者をサポートし、2講目と3講目で経営指針を作成しました。
最後に参加者は完成した経営指針と3年後の数値目標を発表し、それぞれに乗山氏がアドバイスを行いました。
参加者からは「今回経営指針を作って社長に見せてみたが、自分と社長の会社に対する思いが同じだったことがわかった。今後社員に発表したい」、「将来会社を継ぐにあたって、非常によい勉強になった。今後も様々な勉強会に参加し、自分を高めていきたい」などの感想が寄せられました。
★同友会では経営指針の成文化をお勧めしております。
書籍もご用意しておりますので、お問い合わせください。
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■書籍名:「経営指針作成の手引き」
■編集発行:中小企業家同友会全国協議会
■頒価:400円(税込)
■詳しくは同友会釧根事務所までお問い合わせください。
TEL:0154−31−0923