一般社団法人北海道中小企業家同友会釧根事務所

地域の暮らしをビジネスに 釧路支部昼食会


 釧路支部は3月21日(金)に昼食会を開催し、NPO法人地域生活支援ネットワークサロン事務局代表日置真世氏が講演しました

 日置氏は「私自身障害を持つ子どもを授かり、自分が必要としている支援が周りにないと感じNPO法人を設立した」とソーシャルビジネスを手がける自身の会社を2000年に立ち上げた経緯を語り、「現在では従業員数は約100人、事業拠点は20箇所に上っている。会社を大きくしようとは思わなかったが、地域に必要な事をやっていくとこの規模になった」と述べました。
 現在日置氏の会社では「子ども家庭支援」「個別支援」「就労支援」「通う支援」「暮らす支援」「一時的な支援」「地域貢献」などの地域生活総合マネジメントを展開しており、既存の施設を再利用して店舗を作り、障害者が働く場、地域の人材と協働する場を生み出すなど、障害者や障害児を持つ家庭の支援等を幅広く手がけています。
 「ソーシャルビジネスの基本スタイルは『求められている事を事業にする』ということ。たまり場を作って地域の人の悩み、希望、ひらめきを聞き、そこから新たな事業を興す。地域の暮らしの中にマーケットは広がっている」と語りました。

NPO法人地域生活支援ネットワークサロンのホームページはこちらです。
http://n-salon.org/index.html

【日置氏】

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