釧路支部地域ブランドをつくる会は「鹿グループ見学会」を3月18日に開催しました。
根室半島には1万頭の鹿が生息して農業に多大な被害を与え、列車や車との衝突事故も多発するなど市民の生活を脅かしています。しかし、鹿肉は地域の貴重な食材として将来性があります。根室で建築業を営む西尾氏は建築技術を生かして囲いワナで鹿を捕獲し、さらに鹿肉の製造工場をつくりました。鹿の駆除と肉の製品化を試みる挑戦的な根室の企業家から学ぶために今回の見学会を開催しました。
?〆?室 (株)タイエー本社
(株)タイエーの田家社長は、昨年10月に根室市内でエゾシカの食肉加工施設を稼動し、地域資源としての活用を目指している(有)ユックの取組みに共鳴し、同社の鹿肉を使った新商品開発に取り組んできました。
【鹿肉を使った新商品づくりについて語る田家氏】
【焼きたての鹿肉を弁当にした「鹿丼」】
その後、釧路新聞社根室支局の遠山支局長より「根室における鹿を取り巻く現状について」お話いただきました。
【根室における鹿を取り巻く現状について語る遠山氏】
?◆瞥?)ユック工場見学
(有)ユックはエゾシカによる農業被害や交通事故防止策・食肉の資源有効活用を目的に、根室管内エゾシカ研究会の有志によって設立されました。施設の規模は延べ床面積130平方?叩?処理場や冷蔵庫、冷凍庫、冷凍肉スライサー、真空包装機が完備されています。
【(有)ユックの工場を見学する参加者】
【西尾社長の説明を受ける参加者】
【ユックで処理された鹿のモモ肉】
?M楴?場見学
【養鹿場を見学する参加者】